2012年3月17日土曜日

釜石市の復興支援業務

こんにちは、業務課の足立です。
少しずつ暖かくなり、桜の蕾も膨らみ始め、春の訪れを感じさせる今日この頃です。
先週の3月11日で、東日本大震災から1年が経ちました。被害にあわれました方々には心よりお見舞いを申し上げますと共に、お亡くなりになられました方々のご冥福をお祈り申し上げます。
先月私は会社の業務として、岩手県釜石市へ1週間出張しました。当社は、昨年の7月から人員を交代しながら釜石市の復興事業のお手伝いをさせて頂いています。
釜石市は現在、町のがれきの大部分が撤去され仮置き場に搬送された状態です。そして、建物の解体作業が進み、町のあちらこちらで解体作業が行われています。先月行ったときに、解体作業の進捗状況をチェックする仕事に同行しました。その時の様子を撮った写真です。

毎日40件程度チェックをして回ります。2組に分かれて行っていましたので、同時に80件程度が解体作業を同時に行っていることになります。
私が初めて釜石市を訪問したのは昨年の7月末です。その頃は信号や街灯も消えていましたので、夜になると真っ暗でした。しかし、今では街に明かりが灯り、釜石市役所ではイルミネーションの装飾がされていました。

ずいぶん様変わりしたと感じました。
滞在中は一軒家で寝泊まりをしています。

築数十年経った一軒家であるため朝晩は部屋の中でも冷え込みます。だいたい部屋に帰ると3℃くらいになっているので、まずガスストーブを点けないと寒くて動けません。

気温はほぼ1日中氷点下で、12時~15時ごろに0℃を超える程度です。ヒートテックのタイツを試しに履いてみましたが、今ではすっかり必需品となりました。
とても寒いのですが、道沿いの看板に「がんばっぺし!釜石」「前よりもいい街にします!」等書かれている文字を見ると釜石の人たちが必死で立ち上がろうとしているのが伝わってきます。
このような復興事業は各地で様々な形で行われていますが、1日でも早く復興することを願ってやみません。

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